絵本に魅せられて

先日、子どもと本屋に行った。
子どもはおもちゃコーナーへ。
私は気になる絵本を手に取る。

小さい頃から絵本は好きでよく読んでいたけれど、子供が生まれてから再び読むようになり、その豊かで多様な世界に、いま改めて魅せられている。

さまざまなタッチで描かれる挿絵。
子どもにも読める、短くて平易な文章。
けれどそこには、生きていくことの断片が詰まっている。

世の中にはいろんな世界があるということ。
じわっとあたたかい気持ち。
切なくて、心がちりぢりになりそうな感覚。
羨ましさも、憧れも、希望も、喜びも。
誰かを大切に思う気持ちも。

そんな大事なことを
絵と、簡単な文章だけで伝えてしまう。
絵本って、すごい。

なかでも私のお気に入りはこの2冊。
かえるくんとがまくんのシリーズは全冊ほしいくらい。

絵本に触れていると、何でも足せばいいわけではないと言う事がよく分かる。

建築だって同じ。
良かれと思ってあれこれ計画したりつくったり…
だけど、もしかしたらそれらは必要ないかもしれない。

だからその見極めは大事だと思っている。建てる側も設計する側も。
だから計画の段階であれこれ聞いてしまう、一見関係ないような事でも。
その人の本意がどこにあるか分かれば、一般解とは違ったとしても、満足してもらえる提案ができるかもしれない。

そう思いながら今日も試行錯誤する。