日本は、世界からどんな国に見られているのでしょう。
日本といえば、和食、アニメ、時間に正確なこと、清潔さ、接客サービス、サムライや忍者、でしょうか。
2026年の今、多くの外国の方が日本を訪れ、日本ならではの文化に触れています。
これは2014年に描いたパースです。
クライアントは、日本の食文化や茶道を海外で伝える拠点をつくりたいと考えていました。
このパースは、その構想に共感してくれる人へ思いを伝えるためのイメージ図として制作したものです。
最初は、その壮大な計画に驚きました。
けれど話を聞くうちに、私が惹かれていったのは建物そのものではなく、その人の願いでした。
それは、日本文化の分かりやすい部分だけではなく、長い歴史の中で受け継がれてきた精神や価値観を伝えたいという願いでした。
建築は、形をつくる仕事でもありますが、こうした「目には見えない思い」を形にしていく仕事でもあるのだと、感じたプロジェクトでした。