前回のコラムで、
「家という場所はどことも違う、特別な空間ではないでしょうか。(中略)もっとも無防備な自分でいられる場所だから。」
と書きました。
でも、無防備な自分でいられる場所が「家」なのだとしたら、必ずしも「家」は家族と住む建物だけをいうのではないかもしれません。
反対に、無防備な自分でいられる場所が、例えどこか知らない街の、初めて来た店の片隅であったとしても、そこが「私」にとっては「家」と言えるのかもしれません。
家族と住むところが「家」。
私たちはずっと、そういうものだと思ってきました。
でも私たちは、家ではない場所に「家」を感じることもある。
もしそんな場所にめぐりあえたとしたら、そこは宝物になるでしょう。
そしてその宝物のような場所が、家の外にいくつかもてる世の中であると良いな、と思います。

私の、「住んでみたい街リスト」に入れました。